埼玉新聞

 

<新型コロナ>クラスターの医療機関、計20人に 埼玉1人死亡、238人感染 飲食店や学校でも感染

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは7日、新型コロナウイルスに感染していた90代男性1人が死亡、新たに238人の感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が167人、さいたま市28人、川口市18人、川越市2人、越谷市23人。

 これまでに確認された感染者は3万9292人(チャーター便帰国者含む)、死者は748人(7日午後6時現在)。

 6日午後9時時点の重症者は38人、感染者の入院は722人、ホテル療養354人、自宅療養774人。退院・療養終了は3万5966人。

 県によると、県管轄で詳細が判明したのは未就学児~90代の男女147人。クラスター(感染者集団)関連では、県内の医療機関で新たに90代女性、50代男性の2人の患者の感染が確認され、計20人になった。会食関係では1人が感染した。都内の接待を伴う飲食店の従業員40代男女2人の感染が分かった。県教育局によると、東部地区の県立学校で60代男性教職員が感染した。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10~80代の男女28人。70代男性は重症で、呼吸器系に基礎疾患があった。40、50代の男性2人は中等症。

 川口市によると、4日に入院していた90代の男性が死亡した。感染が判明したのは20~70代の男女18人の感染を確認した。重症者はいない。

 川越市によると、感染が判明したのは10代と50代の男女2人。

 越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~70代の男女23人。市保健医療部であらたに50代女性職員2人の感染も分かった。

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