闇のサミットに集結せよ 埼玉・所沢、映画公開前に妖怪大戦争展 映画のシーン再現、今後は展示も更新
2021/05/14/00:00
8月に映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」が公開されるのを前に、所沢市東所沢和田の角川武蔵野ミュージアムで妖怪をテーマにした企画展「妖怪大戦争展2021ヤミットに集結せよ!」が開催されている。
「妖怪大戦争」は伝説の妖怪ハンターの血を継ぐ渡辺兄(けい)が日本の妖怪たちとともに世界を滅亡に導く妖怪と戦う物語。主人公の渡辺兄は俳優の寺田心さんが演じ、所沢市の小学生という設定となっている。
同展では映画のシーンを再現したコーナーや47都道府県に伝わる妖怪などを紹介。入口から続く妖怪回廊は照明が薄暗く、入り口で渡されるライトを手にしながら描かれているさまざまな妖怪の姿を探る。映画に登場する主人公の部屋を再現したセットや妖怪たちによって開かれる「ヤミット(闇のサミット)」を再現したコーナーも設置され、実際に座ることができる。
同館の担当者は「今後、映画の公開が近づくにつれて情報や展示を更新していく。妖怪たちを見て驚いて、世界観を楽しんでほしい」と話していた。
同展は9月20日まで角川武蔵野ミュージアムグランドギャラリーで開催。チケットはオンライン購入で大人1600円、中高生千円、小学生800円。問い合わせは、同館(電話0570・017・396)へ。