埼玉新聞

 

埼玉・松伏町長に現職の鈴木勝氏、新人の鈴木勉氏下す 魅力あるまちづくりを強調、町政の継続を訴え再選

  • 鈴木勝氏

 任期満了に伴う松伏町長選が16日投開票され、現職の鈴木勝氏(66)=無所属=が、新人で元町議の鈴木勉氏(65)=同=を破り、再選を果たした。

 鈴木勝氏は、地域産業の充実などを掲げ「住み続けたいと思える魅力あるまちづくりをしていきたい」と強調。新型コロナウイルス対策や、道の駅の設置など町政の継続を訴えた。鈴木勉氏は、「町の財政逼迫(ひっぱく)を招く」などとして、道の駅計画の即時中止を訴えたが及ばなかった。

 当日有権者数は2万4230人(男1万2185人、女1万2045人)。投票者数は7505人(男3718人、女3787人)。投票率は30・97%(男30・51%、女31・44%)で、前回(36・01%)を5・04ポイント下回り、過去最低となった。

■鈴木勝氏

【略歴】(1)町長(2)町議、社会福祉法人理事長(3)東農大(4)松伏町(5)松伏

【公約】(1)ワクチン接種率の向上など新型コロナウイルス対策(2)安全、安心なまちづくり(3)地域産業の充実

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