<ランチ>人気グリーンカレー、癖になる味でファン虜 埼玉・熊谷のバックパッカーズランチ お持ち帰りも
2021/05/17/00:00
熊谷市星川の飲食店「バックパッカーズランチ」はタイ料理やベトナム料理などを提供する。同市在住でオーナーの鈴木三保さん(39)は元々キッチンカーを市役所前などに出店していて、約6年前に店舗をオープンさせた。女性やサラリーマンなど、幅広い客層から支持を集めている。
ランチメニューで人気があるのはグリーンカレーで、サラダやデザートが付き920円。グリーンカレーにはココナツミルクを加え、季節の野菜もふんだんに入る。本場の唐辛子が効き、ジャスミンライスとの相性は抜群。味わうと癖になる辛さで、また食べたくなる本格的な味だ。
鈴木さんは寄居町出身。半導体の研究所などで働いていたが、長男の啓悟さん(13)の出産を機に退社。再就職先を探したが、うまくいかず、現地で味わったこともあったタイカレーの移動販売を約10年前に始めることに。最初は売れない日々が続いたが、会員制交流サイト(SNS)も使いながら、徐々にファンを増やしていったという。
移動販売時代からの根強いファンもいるが、最近は新型コロナウイルスの影響で、テークアウトの需要が増加。「テークアウトメニューを強化して、ひと手間を加えて家で食べられるものも出したい」と話していた。
【メモ】バックパッカーズランチ 熊谷市星川2の86(電話080・3406・2109)。ランチは午前11時半~午後2時半(午後2時ラストオーダー)。テークアウトはグリーンカレーとガパオライスのW弁当(850円)などが人気を集める。日曜・祝日定休。