埼玉新聞

 

<新型コロナ>宿泊施設に臨時投票所、さいたま市長選の利用0人 自宅療養の1人は保健所の指導で投票

  • さいたま市長選で宿泊施設の投票0

 23日投開票のさいたま市長選で、新型コロナウイルスに感染して宿泊施設で療養中の有権者のうち、市選挙管理委員会が設置した臨時投票所を利用して投票する人はいなかった。宿泊療養者が期日前投票や不在者投票を利用可能にするため、20日に大宮区と緑区の宿泊療養施設2カ所に臨時投票所を設けていた。

 市選管によると、18日時点で、2宿泊療養施設に市民以外も含め計67人が療養していた。チラシなどを配布して投票を呼び掛けたが、問い合わせはなかったという。自宅療養者1人が21日までに、保健所の指導の下、通常の期日前投票所で投票を行った。

 一方、市長選の期日前投票者数は告示翌日の10~21日までの12日間で、6万2042人(男2万8632人、女3万3410人)。前回2017年の同時期と比べ、7115人増え、約1・13倍だった。

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