埼玉新聞

 

150万本で一面真っ白に 初夏告げる、そばの花が見頃 埼玉・秩父

  • 畑一面に咲き誇るソバの花=11日午前10時ごろ、秩父市荒川上田野の「そば処ちちぶ花見の里」

    畑一面に咲き誇るソバの花=11日午前10時ごろ、秩父市荒川上田野の「そば処ちちぶ花見の里」

  • 畑一面に咲き誇るソバの花=11日午前10時ごろ、秩父市荒川上田野の「そば処ちちぶ花見の里」

 秩父市荒川上田野の「そば処ちちぶ花見の里」で、ソバの花の開花が見頃を迎えた。約150万本の真っ白いかれんな花々が約1ヘクタールの敷地一面に咲き誇り、来場者を喜ばせている。

 荒川地区のそば栽培は春と秋の二期作。春から夏へと移り変わるこの時期に、花径6ミリぐらいの小花が開き、畑一面に白いじゅうたんを敷き詰めたような光景が広がる。荒川商工会によると、今年の開花は例年通りで、今週いっぱいまで楽しめそう。

 同会担当者は「施設内のベンチに腰かけて季節の移ろいを感じながら、のんびりとした時間を過ごしてほしい」と来場を呼びかけている。

 問い合わせは、荒川商工会内の荒川そばの里づくり連絡協議会(電話0494・54・1059)へ。

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