埼玉新聞

 

さいたま市長選、現職・清水勇人氏が大差で4選 福祉の充実や情報公開の徹底など、3期12年の実績強調

  • 支援者からの花束を受け取り、笑顔を見せる清水勇人氏(中央)=23日午後8時15分ごろ、さいたま市見沼区の選挙事務所

 任期満了に伴うさいたま市長選は23日投開票され、いずれも無所属で現職の清水勇人氏(59)が、新人の元小学校教諭でさいたま地区労議長の前島英男氏(68)を大差で破り、4選を果たした。3期12年の実績を掲げ、新型コロナ特措法に基づく「まん延防止等重点措置」の適用中となる異例の選挙戦で、現職の強みを生かした。投票率は28・70%で、2017年の前回(31・44%)を2・74ポイント下回り過去最低だった。

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