高校入試の出題、変更された中学校学習指導要領に基づく方針 埼玉県教委が承認 新型コロナの影響は
2021/05/28/00:00
県教育委員会は27日の定例会で、2022年度県公立高校入試について、本年度変更された中学校学習指導要領に基づいて出題する方針を承認した。基礎的な問題とともに、知識、技能を活用して課題を解決するために必要な能力を見る出題に配慮する。
同教委は今回の変更に伴い、日常生活の中の身近な問題に絡めた出題を行うとしている。出題範囲や形式は例年通りだという。
学習指導要領の変更は10年に1度の定期的な改定によるもの。22年度入試の学力検査実施日は来年2月24日で、本年度は新型コロナウイルス感染拡大による臨時休校の影響で学習内容の3割程度を出題範囲から除外したが、22年度は通常通りの試験を予定している。