埼玉新聞

 

圏央道で事故、女性死亡…真上の橋から転落、複数の車と衝突か 追い越し車線に倒れていた…身元判明

  • 【地図】入間市

    圏央道で事故、女性死亡 真上の橋から転落=入間市

  • 【地図】入間市

 30日午前2時40分ごろ、入間市南峯の圏央道内回りで、倒れていた女性が乗用車にはねられ、その場で死亡が確認された。

 県警は3日、死亡したのは東京都瑞穂町富士山栗原新田、パートの女性(41)と発表した。

 県警高速隊によると、現場は片側2車線の追い越し車線で、乗用車は鶴ケ島市方面から東京都青梅市方面に走行していた。「女性が倒れている」と複数の通報があり、最初の通報から約5分後、男性から「人をひいたかもしれない」と通報があった。付近のインターチェンジから女性が圏央道に入った形跡はなく、現場の真上を通る高さ約9メートルの跨道橋から転落したとみられる。死因は脳損傷だった。現場の状況などから複数の車と衝突した可能性があるという。

 県警は車を運転していた神奈川県茅ケ崎市の男性会社員から任意で事情聴取。他にも関係する車があるとみて、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)容疑を視野に経緯を調べる。

ツイート シェア シェア