埼玉県などは5日、新型コロナウイルスに感染していた3人の死亡と、新たに119人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表が68人、さいたま市22人、川口市16人、川越市6人、越谷市7人。

　これまでに確認された感染者は4万4366人（チャーター便帰国者含む）、死者は800人（5日午後7時現在）。

　4日午後9時時点の重症者は52人、感染者の入院は539人、ホテル療養264人、自宅療養373人。退院・療養終了は4万2018人。

　県によると、70代男性2人が死亡した。県管轄で詳細が判明したのは10～70代の男女52人。会食で感染したとみられる人が3人いるという。県内の国立施設では新たに国家公務員1人が感染し、関連した感染者は12人になった。

　さいたま市によると、市内に住む90代女性が2日、入院先の病院で死亡した。市内の死者は95人目。新たに感染が判明したのは、10歳未満の小学生児童を含む80代までの男女22人。50代の市管理職男性の陽性が判明、濃厚接触者はいないという。

　川口市によると、感染が判明したのは、未就学の女児を含む50代までの男女16人。

　越谷市によると、感染が判明したのは、10～70代の男性7人。

　川越市によると、20～70代の男女6人の感染が確認された。