埼玉新聞

 

<高校サッカー>春日部、PK戦で熊谷下す 接戦で強さ「お互い男子校、負けられないゲーム」/高校総体県予選

  • 春日部―熊谷 後半15分、同点ゴールを決め、喜ぶ春日部の中村(7)

 (第1日・浦和東高校ほか=6日)

 49校が参加して開幕。1回戦20試合を行い、春日部はPK戦で熊谷を下した。浦和東は鳥居のハットトリックなどで豊岡に8―1で快勝した。

 昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会は行われず、2年ぶりの開催となる。前回大会準優勝の聖望学園は三郷北を2―1で退けた。いずれもS1リーグに参加する成徳大深谷、埼玉平成、市浦和も2回戦に駒を進めた。

■一つでも上に/春日部

 春日部がPK戦の末、熊谷を下した。縦パスを効果的に使って攻撃にリズムを生むと、後半15分、ゴール前の混戦から中村が押し込み同点とした。柳田監督は「お互い県立の男子校。負けられないゲームだった」と話した。

 PK戦は5人全員が成功させた。支部予選では延長で勝利を手にするなど、接戦での強さを発揮している。柳田監督は「しっかり守ってからの速い攻撃が春日部の良さ。各上相手にも特徴を出して、一つでも上に行きたい」と次戦以降を見据えた。

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