「自衛隊配備拡張、県民は不安」 沖縄戦慰霊の日、玉城知事訴え
2024/06/23/13:17
沖縄県は23日、太平洋戦争末期の沖縄戦で命を落とした日米双方の約20万人をしのぶ「慰霊の日」を迎えた。旧日本軍による組織的戦闘が終わった日とされ、今年で79年。最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園で、不戦を誓い、平和を願う沖縄全戦没者追悼式(県など主催)が営まれ、岸田文雄首相らが参列。玉城デニー知事は平和宣言で「自衛隊の急激な配備拡張が進められ、県民は強い不安を抱いている」と訴えた。