埼玉県などは15日、新型コロナウイルスに感染していた80～90代の女性2人が死亡、新たに70人の感染を確認したと発表した。5日連続で感染者数が100人を下回った。新規感染者の内訳は県発表が39人、さいたま市12人、川口市7人、川越市5人、越谷市7人。

　これまでに確認された感染者は4万5151人（チャーター便帰国者含む）、死者は821人（15日午後6時現在）。

　14日午後9時時点の重症者は31人、感染者の入院は408人、ホテル療養244人、自宅療養174人。退院・療養終了は4万3277人。

　県によると、県管轄では90代女性が1人死亡した。感染の詳細が判明したのは未就学児～80代の男女32人。会食では2人が感染したとみられる。

　さいたま市によると、80代女性が13日に死亡した。市内の死者は101人。感染が判明したのは20～90歳以上の男女12人。50代男性は市立小学校の校長。

　川口市によると、感染が判明したのは、10～30代の男女7人。重症者はいない。うち4人が中学生で、3人が15日まで臨時休校になった学校に通っていた。同校で感染した生徒は計5人になった。

　川越市によると、感染が判明したのは40～60代の男女5人。15日までに同じ市立小学校に通う児童2人の感染が判明し、2クラスが15日に学級閉鎖となった。

　越谷市によると、感染が判明したのは10～80代の男女7人。うち30代男性が県内に勤務する公務員。