埼玉新聞

 

さいたま市の人口は132万人、5年前より6万人増加 国勢調査の速報を発表 区別では南区が最多

  • さいたま市役所=さいたま市浦和区常盤

 さいたま市は10日、2020年10月1日を基準日として実施した国勢調査の速報集計結果を発表した。市の人口は132万4591人(男性65万2965人、女性67万1626人)で、5年前の15年に実施された前回調査より、6万612人(4・8%)増加した。世帯数は58万658世帯で、前回調査と比べて4万7449世帯(8・9%)の増だった。

 市デジタル改革推進部によると、人口の増減率は10年~15年の3・4%増より1・4ポイント上昇した。世帯数の増減率は10年~15年の6・0%増より2・9ポイントの増加。1世帯当たりの人数は2・28人で、前回調査の2・37人から、0・09人減少した。市の人口、世帯数とも5年ごとの調査で増加し続けているが、1世帯当たりの人数は減少が続いている。市合併前の1990年の調査では、旧4市の人口は計100万7569人、世帯数は33万8754世帯、1世帯当たりの人数は2・97人だった。

 行政区別では、(1)南区=19万1635人(2)見沼区=16万5105人(3)浦和区=16万4851人(4)北区=14万9303人(5)緑区=12万8399人(6)大宮区=11万7875人(7)岩槻区=11万1872人(8)中央区=10万3321人(9)桜区=9万8718人(10)西区=9万3512人。

 人口の増減率は、緑区が最も高く10・2%増、次いで西区の7・3%増、浦和区の6・8%増だった。世帯数の増減率では、緑区が最多の14・1%増、次いで西区の13・3%増、中央区の11・0%増。10区いずれも人口、世帯数とも増加していた。

 市はホームページで調査結果を公表している。

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