埼玉新聞

 

いじめ対応、意図的回避 旭川凍死、自殺との因果関係認定

  •  北海道旭川市の中2女子いじめ問題で今津寛介市長(左端)に調査終了の報告をする再調査委員会の尾木直樹委員長(左から2人目)=30日午後、旭川市役所

     北海道旭川市の中2女子いじめ問題で今津寛介市長(左端)に調査終了の報告をする再調査委員会の尾木直樹委員長(左から2人目)=30日午後、旭川市役所

  •  記者会見で質問に答える再調査委員会の尾木直樹委員長(中央)=30日午後、北海道旭川市役所

     記者会見で質問に答える再調査委員会の尾木直樹委員長(中央)=30日午後、北海道旭川市役所

  •  北海道旭川市の中2女子いじめ問題で今津寛介市長(左端)に調査終了の報告をする再調査委員会の尾木直樹委員長(左から2人目)=30日午後、旭川市役所
  •  記者会見で質問に答える再調査委員会の尾木直樹委員長(中央)=30日午後、北海道旭川市役所

 北海道旭川市で2021年、いじめを受けていた中学2年広瀬爽彩さん=当時(14)=が凍死した問題で、市が設置した再調査委員会が30日、結果を公表し、凍死は自殺とし、いじめとの因果関係を認定した。学校と市教育委員会は、いじめではなく加害生徒の問題行動と捉えていたため、リスクを発見、低減させることができなかったとした。弁護士の野村武司副委員長は「市教委は早く事態を終結させるため、意図していじめの問題とはしなかった」と断じた。

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