愛称の「カニ目」で親しみ、英国製スポーツカーも クラシックカー20台、埼玉・熊谷の百貨店で展示
2021/06/20/00:00
熊谷市仲町の八木橋百貨店で19日、1960~70年代を中心に製造されたクラシックカー約20台が展示された。
同店で21日まで開催されている64年の東京五輪の企画展「聖火よふたたび!~さあ!つなげようスポーツの力を未来へ~」の関連イベント。64年の東京五輪のポスターを撮影した写真家として知られる故早崎治さんが乗っていた「オースチン・ヒーレー・スプライト Mk1」が当時のナンバーのまま展示された。
早崎さんが乗っていた車は60年製で、外観の特徴から国内では「カニ目」の愛称で親しまれた英国のスポーツカー。市内でセレクトショップを営む並木正明さん(78)が75年からオーナーになっている。80年代初めに部品を取り寄せたり、新たに作ったりしてメンテナンスしたが、以降の大きなトラブルはないという。
並木さんは「まだまだ元気に走る車なので、これからも大事にしていきたい」と話していた。