埼玉新聞

 

魚類の「耳石」化石、千葉で発見 白亜紀前期の地層で大量に

  •  ニギスの仲間の耳石化石。下の黒い線は長さ1ミリを示す(城西大・宮田真也学芸員提供)

     ニギスの仲間の耳石化石。下の黒い線は長さ1ミリを示す(城西大・宮田真也学芸員提供)

  •  ニギスの仲間の耳石化石。下の黒い線は長さ1ミリを示す(城西大・宮田真也学芸員提供)

 千葉県銚子市にある約1億2千万年前の白亜紀前期の地層から、魚類の「耳石」化石が大量に見つかったと、城西大や千葉県立中央博物館のチームが4日までに古生物学の国際専門誌に発表した。北米や欧州でしか報告例がなかった5グループの魚類が、東アジアにも分布していたことが新たに分かった。

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