海自、架空取引で潜水艦乗員調査 特別監察も、川重裏金の実態解明
2024/07/05/19:17
海上自衛隊の潜水艦修理契約に絡み、川崎重工業が架空取引で裏金を捻出していた問題で、海自が潜水艦の乗員を対象にしたアンケートに乗り出したことが5日、防衛省関係者への取材で分かった。少なくとも十数億円とみられる裏金を原資とした金品などを乗員が受け取った疑いがあり、防衛監察本部が実施する「特別防衛監察」と併せて、組織性の有無や悪質性の度合いを調べ、疑惑の実態解明を急ぐ。