埼玉新聞

 

サクランボ王国・山形県に異変 6月の暑さで収穫減、対策急務

  •  暑さで黒ずんだサクランボ=4日、山形県天童市

     暑さで黒ずんだサクランボ=4日、山形県天童市

  •  山形県天童市の観光サクランボ園で、規格外の実を見つめる矢萩美智さん=4日

     山形県天童市の観光サクランボ園で、規格外の実を見つめる矢萩美智さん=4日

  •  サクランボが品薄となっている道の駅チェリーランドさがえ=3日、山形県寒河江市

     サクランボが品薄となっている道の駅チェリーランドさがえ=3日、山形県寒河江市

  •  暑さで黒ずんだサクランボ=4日、山形県天童市
  •  山形県天童市の観光サクランボ園で、規格外の実を見つめる矢萩美智さん=4日
  •  サクランボが品薄となっている道の駅チェリーランドさがえ=3日、山形県寒河江市

 全国生産量の7割を占めるサクランボ王国・山形県で、異変が起きている。収穫最盛期の6月に異例の暑さが続き、今年の収穫が平年を大きく下回る見通しとなった。農家の収穫作業は早めに終わり、品薄のため小売店の店頭からサクランボの姿が消えた。産地はこれまで霜への対策を重視してきたが、高温被害は想定外。対策の練り直しが迫られている。

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