公立高校の募集人員、全日制で5年ぶり増加 18校で各40人ずつ、埼玉県が全県的に学級数増やす
2021/06/30/00:00
県教育局は29日、2022年度の県公立高校、県立伊奈学園中学校の生徒募集人員を発表した。公立高校全日制の募集は139校で行い、人員は前年度比680人増の3万7120人。定時制は2140人で20人減、伊奈学園中は80人で前年度から増減はなかった。中学校卒業予定者は前年比1614人増の6万2797人。
全日制の募集人数の増加は5年ぶりで、県立学校人事課は「県南部地域の人口増加と、北部の昨年度までの一時的な減少を元に戻すため、全県的に学級数を増やした」と説明した。
全日制で募集人数を増やすのは18校で、各40人ずつ増やす。普通科では720人増、専門学科では羽生実業高校ビジネス会計科と不動岡高校外国語科の募集停止で計80人減。総合学科では1校で40人増やす。
22年度の県立高校入試の学力検査は来年2月24日で、一部の学校は面接や実技を同月25日に行う。合格発表は3月4日。