埼玉新聞

 

物価の高騰対策で全市民に3千円クーポン 3年連続3回目、対象は11万4千人 埼玉・ふじみ野 利用できるのは11月から

  • 【地図】ふじみ野市(背景余白)

    全市民を対象に3千円クーポン=ふじみ野市

  • 【地図】ふじみ野市(背景余白)

 ふじみ野市は9月から、電気やガスなどのエネルギーや物価の高騰対策として、全世帯を対象に1人当たり3千円のクーポン券を配布する。家計の負担軽減を支援するとともに、地域の消費活性化を後押しするのが狙い。市が同様の趣旨で市民を対象に1人当たり3千円のクーポン券を配布するのは2022年と23年に次いで3回目。

 対象市民は約11万4千人。事業予算は計約3億5千万円(うち国庫支出金約1億7千万円)で、24年度一般会計予算に計上しており、3月議会で可決している。

 クーポン券は500円券の6枚つづりが1セット。うち2枚は登録事業者全ての店舗で利用可能。4枚は大型店舗以外の地元店舗で利用できる。世帯主宛てに10月末までに順次送付する。利用期間は11月1日から25年1月31日まで。参加事業者は約330店舗になる見込み。

 また、今年11月4日から同17日まで開催する食べ歩きをテーマにした街バルイベント「福バル」のチケット4千円(800円券×5枚)を同11月3日の産業まつりで購入すると、その場で1000円分のクーポン券を上乗せで配布する。

 問い合わせは、同市産業振興課(電話049・262・9023)へ。

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