埼玉新聞

 

海自ヘリ衝突、距離誤認の可能性 8人死亡事故で調査結果公表

  •  海上自衛隊のSH60K哨戒ヘリコプター(同隊提供)

     海上自衛隊のSH60K哨戒ヘリコプター(同隊提供)

  •  海上自衛隊のSH60K哨戒ヘリコプター(同隊提供)

 伊豆諸島の鳥島東方海域で4月、海上自衛隊のSH60K哨戒ヘリコプター2機が衝突して墜落し、乗員計8人が死亡した事故で、海自は9日、乗員による見張りが不十分で、2機が互いの距離を誤認した可能性があり、衝突の瞬間まで回避操作が行われていなかったとする調査結果を公表した。艦艇から2機にそれぞれ指示を出していた指揮官同士の連携不足により機体の飛行高度を分ける措置が取られていなかったことも要因だとした。

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