埼玉新聞

 

キーウ小児病院攻撃を批判 ロシア国民的歌手「限度ある」

  •  モスクワで映画の試写会に出席したロシアの歌手アーラ・プガチョワさん(左)と夫の司会者マクシム・ガルキンさん=2021年9月(タス=共同)

     モスクワで映画の試写会に出席したロシアの歌手アーラ・プガチョワさん(左)と夫の司会者マクシム・ガルキンさん=2021年9月(タス=共同)

  •  モスクワで映画の試写会に出席したロシアの歌手アーラ・プガチョワさん(左)と夫の司会者マクシム・ガルキンさん=2021年9月(タス=共同)

 ロシアの国民的歌手、アーラ・プガチョワさん(75)は9日、インスタグラムに顔などに大きな傷を負った子どもの写真を投稿し「神は忍耐強いが、すべてのことには限度がある」と投稿した。ロシア軍の攻撃の結果、ウクライナの首都キーウ(キエフ)の小児病院などが損傷したことへの批判とみられる。

 現在、国外で生活するプガチョワさんはロシアのウクライナ侵攻に反対の立場で知られるが、反戦メッセージの発信はまれ。侵攻を批判した有名司会者の夫が2022年9月にスパイを意味する「外国のエージェント(代理人)」に指定された際には、夫への連帯を表明した。(共同)

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