埼玉新聞

 

埼玉・長瀞町長選、現職の大沢タキ江氏が3選 アフターコロナ見据えた町政運営を強調、関口雅敬氏破る

  • 大沢タキ江氏

 任期満了に伴う長瀞町長選は4日投開票され、現職の大沢タキ江氏(74)=無所属=が、元町議で新人の関口雅敬氏(70)=無所属=を破り、3選を果たした。

 大沢氏は未来につながる町づくりや子育て、高齢者支援などを公約に掲げ、ウィズコロナ、アフターコロナを見据えた町政運営を強調。「空き家や公共施設の老朽化が進み、問題が山積している。皆の力を借りて乗り越えたい」と述べた。

 関口氏は財政健全化や、買い物難民防止のための生活環境の改善などを訴えたが、及ばなかった。

 当日有権者数は5939人(男2880人、女3059人)、投票者数は3453人(男1660人、女1793人)。投票率は58・14%(男57・64%、女58・61%)で、2013年の前々回(71・17%)を13・03ポイント下回り、過去最低となった。

■大沢タキ江氏

【略歴】(1)町長(2)町赤十字奉仕団委員長、町議会議長(3)深谷女高(4)皆野町(5)井戸

【公約】(1)継続が力、町民が主役(2)住み続けたい町づくり(3)未来につながる町づくり(4)子育て、高齢者支援

※略歴は(1)肩書(2)主な経歴(3)最終学歴(4)出身地(5)現住所―の順。埼玉新聞調べ

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