最低賃金、労使の議論が本格化 7月下旬に目安額まとめ
2024/07/10/18:19
厚生労働省の中央最低賃金審議会は10日、小委員会を開き、賃金の下限に当たる最低賃金を巡る労使の議論を本格化させた。7月下旬に引き上げ目安額をまとめる。現在の最低賃金の全国平均時給は1004円。物価高騰や春闘の結果を踏まえ、過去最大の43円増となった2023年度を上回る水準を軸に、1050円をにらんだ調整が進む見通しだ。