空に水のアーチ、消防車15台が一斉放水 消防署員や幼稚園児ら500人、火災のない1年を祈願
2019/01/06/00:00
狭山市の消防出初め式が5日、上奥富運動公園で行われた。消防署員や消防団員ら約500人が参加し、年初めに火災のない1年を祈願した。
応急手当ての普及啓発に務めるさやま救急ボランティア、市内96地区の自主防災組織からパイロットハウス狭山台の防災会、市内の幼稚園児で組織する幼年消防クラブから狭山けやき幼稚園の子どもたちも参加した。
消防団員と消防車両による分列行進では市立入間川中学校吹奏楽部の演奏に合わせ、統制の取れた隊列が披露された。消防車両15台による一斉放水訓練もあり、冬晴れの青空に向け、団員らが次々と水のアーチを描いていた。
会場で自動体外式除細動器(AED)の使い方を指導していた、さやま救急ボランティアのメンバーは「こうした取り組みが災害の時に役立つと信じて活動している」と話した。