元AKB松井咲子さん、浦和駅でピアノ奏でる 「会いたかった」に拍手喝采 埼玉の蕨出身、テレビより緊張
2021/07/09/00:00
JR浦和駅(さいたま市浦和区)西口の「中ノ島地下通路」に、誰もが弾ける「ストリートピアノ」が設置され、元AKBのピアニスト松井咲子さん(30)=蕨市出身=が8日、演奏した。ストリートピアノを初めて弾くという松井さんは、「会いたかった」「夜に駆ける」「366日」「ディズニーメドレー」を披露して、駅利用客らから大きな拍手を浴びていた。
松井さんは音大を卒業、テレビ番組の芸能界特技王決定戦ピアノ部門で優勝するなど、芸能活動と同時にピアニストとしても活躍している。「初めての体験で、テレビより緊張したけれど、こんなに楽しいんだと思った。誰でも弾けるピアノが駅に置いてあるのはすごく良い機会で、音楽、ピアノをより好きになるきっかけになる。すてきな場所が地元の浦和にできて、すごくうれしい」と笑顔で話していた。
浦ピ実行委員会によると、浦和駅のピアノはヤマハのストリートピアノ用「Love Piano」5台のうち「4号機」。実行委がヤマハからレンタルして、20日まで設置している。松井さんは浦和区役所に設置されたストリートピアノも演奏した。