埼玉新聞

 

オープンは2027年4月!JR浦和駅前の大規模開発、“さいたま市民会館うらわ”移転開業へ 文教都市にふさわしい拠点として愛称募集 会館が移転する複合施設、マンションや店舗も入った一体型を予定

  • さいたま市民会館うらわ外観のイメージ(市提供)

    さいたま市民会館うらわ外観のイメージ(市提供)

  • さいたま市民会館うらわのホールのイメージ(市提供)

    さいたま市民会館うらわのホールのイメージ(市提供)

  • さいたま市民会館うらわ外観のイメージ(市提供)
  • さいたま市民会館うらわのホールのイメージ(市提供)

 2027年4月に、現在建設中のJR浦和駅西口の複合施設に移転する「さいたま市民会館うらわ」。さいたま市は文教都市浦和にふさわしい質の高い文化芸術拠点として親しまれる愛称を募集している。31日まで。

 愛称の条件は(1)ホールの特徴やコンセプトにふさわしい(2)覚えやすく、呼びやすく、親しみやすい(3)自作で未発表―となっている。応募資格は市内在住で、一人1点。愛称の説明や愛称に込めた思いを書き添え、メール、郵送、ファクスまたは持参で。応募作品の中から選考委員会が先行した候補作品について市民投票を行い、結果を踏まえて最終決定する予定。

 市民会館うらわは、1971年2月に開業。文化活動や集会、催し物などの場として、多くの市民に親しまれてきたが、建物の老朽化、耐震性の確保が難しくなり2021年4月1日から休止し、23年3月から解体工事が行われている。浦和駅西口南高砂地区の市街地再開発事業で整備後はマンション、店舗、公共公益施設の一体型を予定し、JR浦和駅前の大規模複合開発となっている。

 新しくなる同館は「楽しむ」から「楽しませる」、「観る」から「魅せる」をコンセプトにする。本格的な発表、鑑賞機能を備えた650席のホール1や、可動式ステージと良質な音響設備を整備し、練習にも発表にも対応できる50~100席のホール2~4を設ける。さらに音楽、演劇、ダンスなどさまざまな用途に応じたスタジオが完備される。

 愛称募集について詳しいことは、市ホームページで確認を。問い合わせは、市文化振興課(電話048・829・1227)へ。
 

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