杉戸町は8日、ワクチン供給量の不足に伴い、59歳以下の予約受け付けを延期すると発表した。

　同町は、17歳以上59歳以下の全対象者約2万5千人に対し、6月25日付で接種券を送付している。今月13日から予約を受け付け、8月中旬から順次接種を行う予定だった。しかし、ワクチン供給の見通しが不透明となったため、確実に供給される数量を見定めた上で予約受付を開始するよう計画を見直した。

　古谷松雄町長は「町民の皆さまには、不安な思いをさせてしまい申し訳ない。ワクチンの供給量に応じて、今後も着実に接種を進めるので、焦らずに予約受け付けの再開をお待ちいただきたい」とコメントした。

　65歳以上のワクチン接種は、希望者のほとんどが7月中に2回の接種を完了する見通し。