埼玉新聞

 

<新型コロナ>会食で2人、別々に複数人と 埼玉で1人死亡、147人感染 クラスターの大学は計21人に

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは10日、新型コロナウイルスに感染していた90代女性1人が死亡、新たに147人の感染を確認したと発表した。土曜の発表者数としては3週連続で前週から増加した。

 新規感染者の内訳は県発表が84人、さいたま市34人、川口市16人、川越市5人、越谷市8人。

 これまでに確認された感染者は4万7765人(チャーター便帰国者含む)、死者は837人(10日午後6時現在)。

 10日午後9時時点の重症者は21人、感染者の入院は384人、ホテル療養389人、自宅療養387人。退院・療養終了は4万5475人。

 県によると、県管轄で感染が判明したのは10歳未満~70代の男女84人。クラスター(感染者集団)関連では、県内大学で同じ部活の20代男子学生1人の陽性が分かり、計21人になった。会食関連では2人が感染。10代女性と30代男性がそれぞれ別の場所で複数人と会食し感染した。

 7月上旬に2回目のワクチン接種を済ませた高齢男性1人の陽性が判明した。まん延防止等重点措置の延長決定を踏まえ、県は「リバウンド現象が始まっている。改めて感染症対策の徹底を」と呼び掛けた。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~70代の男女34人。

 川口市によると、感染が判明したのは10歳未満~50代の男女16人。

 川越市によると、90代の女性1人が死亡した。女性は6日、別の症状で市内の医療機関を受診・入院し、7日に感染が確認され、8日に亡くなった。感染が判明したのは10~50代の男女5人。

 越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~50代の男女8人。

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