久喜市は、ドラッグストアを展開する「セキ薬品」など3社と、熱中症特別警戒アラートの発表時に市民の休憩場所として開放される指定暑熱避難施設（クーリングシェルター）に関する協定を締結した。市内の3商業施設が新たにクーリングシェルターに指定された。

　クーリングシェルターに加わったのは、「ドラッグストアセキ久喜中央店」（本町）、「イオンスタイル南栗橋」（南栗橋）、「イトーヨーカドー久喜店」（久喜中央）の3施設。開放される時間や定員は店舗によって異なる。

　市では、市役所本庁舎、3行政センター、各コミュニティセンターなど公共施設28カ所をクーリングシェルターに指定している。民間施設にも協力を呼びかけたところ、3施設から申し出があった。

　市健康医療課は「買い物などで訪れる身近な民間施設がクーリングシェルターに加わることで、市民の安心につながる。ほかにも協力の申し出があるので、増やしていきたい」と話した。