埼玉新聞

 

<新型コロナ>さいたま市、学校や施設の従事者らを優先接種 コールセンターを無料化、28日から

  • さいたま市役所=さいたま市浦和区常盤

 さいたま市は、新型コロナウイルスのワクチン接種について、学校や児童福祉施設と高齢者や障害者施設の従事者らを優先する。また、コールセンターの無料化を28日午前9時から実施。電話番号を変更するため、市は全約62万世帯にはがきを郵送し、8月の市報で番号変更を告知する。

 市保健所によると、優先接種の対象は、学校関係で小中高校、特別支援学校などの教職員ら。児童福祉施設の関連では、保育所、幼稚園、認定こども園、母子生活支援施設、乳児院、児童相談所、児童養護施設、病児保育事業、里親ら計約3万人を見込む。高齢者施設と障害者施設はいずれも入居系、訪問系を含め計約2万人を見込んでいる。

 接種券の到着後、市ホームページから先行予約希望を申請して、通常の年齢区分の予約開始日より先行してウェブ予約ができる。優先度の高い高齢者と障害者施設の従事者は市設置の全ての接種会場で、学校と児童福祉施設の従事者は市営桜木駐車場など特設の接種会場での接種となる。

 12~39歳の接種券の発送は、予定していた今月30日から28日に前倒しする。7月まで実施としていた10区役所の集団接種は継続して、9月5日まで土・日曜日に実施する。

 問い合わせは、市コロナワクチンコールセンター(電話0570・028・027)。28日午前9時から、フリーダイヤル(電話0120・201・178、ファクス0120・289・139)に切り替わる。

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