埼玉新聞

 

<高校野球>背骨が変形する病気…激痛の主将、手術後もつらく「心折れそう」 しかし仲間に励まされ、リハビリ専念…ついに球場へ戻ってきた 2番・二塁手として復活 守備けん引、打って活躍 最後の夏に奇跡

  • 6回表2死一塁、中前安打を放つ与野の上森孝太主将=12日午前、県営大宮球場

    6回表2死一塁、中前安打を放つ与野の上森孝太主将=12日午前、県営大宮球場

  • 6回表2死一塁、中前安打を放つ与野の上森孝太主将=12日午前、県営大宮球場

 12日に県営大宮球場で行われた夏の全国高校野球選手権埼玉大会2回戦、与野―川越工の一戦。「野球ができていることが奇跡」と話した球児の集大成の夏が終わった。与野3年の上森孝太主将(17)は、体を支えている背骨が変形する脊柱側彎(そくわん)症で1年時の7月に手術。半年間に及ぶリハビリや練習を繰り返し、2番・二塁手として最後の夏に挑戦した。

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