女子高校生が考案ラビオリ 定番メニューで復活、常連客から要望多く ギョーザのような形のパスタ料理、県産のネギやコマツナ、エダマメ使用 熊谷のフレンチ店「アミュゼ」
2024/07/22/08:23
熊谷市上川上のフランス料理店「アミュゼ」で、県立熊谷女子高校の生徒が考案した「くまじょのラビオリはるか」が定番メニューとして復活した。2016年の牛乳料理コンクール県大会で、当時2年生だった武田遥さんたち調理部員3人で作ったレシピが優勝。主催する県牛乳普及協会から依頼を受け、アミュゼが17年に商品化した。
ラビオリはギョーザのような形のパスタ料理。期間限定で、3回ほど登場したという。だが、提供が終わるたび、常連客らが復活を希望。受賞レシピを基に商品化したエグゼクティブシェフの山崎法夫さん(70)は「毎回リクエストが来るので、6月から定番品にした」と説明する。
材料には地元のネギ「深谷ねぎ」や、県内産のコマツナとエダマメを使用。牛乳で作った自家製のモッツァレラチーズ、リコッタチーズも使う。ラビオリにかけるソースは、コマツナをペーストして美しい緑色に仕上げた。
コース料理のスパゲッティから選べるほか、単品でも提供(税込み1320円)。山崎さんは「地産地消にこだわった。高校生の発想で生まれた味を、これからも楽しんでほしい」と話していた。
問い合わせは、アミュゼ(電話048・526・1771)へ。