埼玉新聞

 

大宮駅西口の複合モールに移転 埼玉りそな銀の大宮西支店 「人が集い、にぎわう、魅力あるまちづくり」をコンセプトの施設の2階に 1階にスーパーマーケット、3階に保育園が順次オープン予定

  • 開店前には清水勇人さいたま市長(左から3人目)らを招き、テープカットが行われた=22日、さいたま市大宮区

    開店前には清水勇人さいたま市長(左から3人目)らを招き、テープカットが行われた=22日、さいたま市大宮区

  • 開店前には清水勇人さいたま市長(左から3人目)らを招き、テープカットが行われた=22日、さいたま市大宮区

 埼玉りそな銀行は22日、さいたま市大宮区のJR大宮駅西口に新たに誕生した住宅・商業一体型の複合施設「大宮サクラスクエアモール」2階に大宮西支店を新築移転オープンした。

 同モールは大宮駅西口第3-B地区第一種市街地再開発事業として誕生。「人が集い、にぎわう、魅力あるまちづくり」をコンセプトに、1階にスーパーマーケット(今月28日開店)、3階に保育園(9月初旬開園予定)などが入居する。

 大宮西支店は1942年7月、前身の川越貯蓄銀行大宮特別出張所として開設。51年9月から国道17号桜木町交差点そばで営業してきた。69年に新築したが、老朽化が進み今回、より駅寄りの同モール内に移転した。

 開店前には清水勇人さいたま市長、さいたま商工会議所の持田光司専務理事、大宮西七福会の藤池誠治会長を招き、テープカットが行われた。福岡聡社長は「地域の暮らしや生業(なりわい)に新たな価値を創出し、次世代のさいたま市の在り方に挑戦する店舗にしたい」と抱負を述べた。

 同支店は床材に再生材を使用し、空調・照明は省エネ機器を採用。ワンフロアでフラットな店舗設計とし、個人相談ブースを6カ所設置した。マルチディスプレーサイネージ(大型モニター)があり、各種金融情報のほか、地域情報なども発信する。

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