埼玉新聞

 

「延長戦」終え涙 3月で教師退職…保護者や選手から申し入れで今夏まで指揮 高校野球の指導がしたくて教師に 36年「燃え尽きた」 コーチとして甲子園を経験、プロ野球選手も輩出した名将

  • 試合後、最後のミーティングで選手一人一人と熱い抱擁を交わす越谷東の斎藤繁監督=13日午前、県営大宮球場

    試合後、最後のミーティングで選手一人一人と熱い抱擁を交わす越谷東の斎藤繁監督=13日午前、県営大宮球場

  • 試合後、最後のミーティングで選手一人一人と熱い抱擁を交わす越谷東の斎藤繁監督=13日午前、県営大宮球場

 13日に県営大宮球場で行われた、夏の全国高校野球選手権埼玉大会2回戦の花咲徳栄―越谷東。笑顔が印象的な越谷東高校の選手たちを率いたのは、この日、敗戦とともに退任を迎えた斎藤繁監督(60)=さいたま市出身、越ケ谷高出。コーチとして甲子園に出場し、プロ野球選手も輩出した名将は「燃え尽きました。やり切りました」と涙を流し球場を後にした。

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