埼玉新聞

 

<高校野球>勝負強い昌平、星野に競り勝つ 春日部共栄エース高橋、投打で活躍 松山は反撃に悔やみ

  • 春日部共栄―松山 2回表春日部共栄1死満塁、高橋が右中間へ適時二塁打を放つ。捕手鳥塚=レジスタ大宮

 第10日は準々決勝4試合を行い、Aシード浦和学院、Bシード昌平、Cシード春日部共栄、ノーシード川口がそれぞれ勝って準決勝に駒を進めた。4強入りは、春日部共栄が2大会連続(2年ぶり)、浦和学院、昌平、川口がそれぞれ2大会(3年)ぶり。

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■昌平、土壇場で打線奮起

 昌平は1点ビハインドで迎えた六回に川田の右中間への適時二塁打で同点に追い付き、九回には福地の中越え2点三塁打で勝ち越し。星野は一回3点先制したが追加点を奪えず。九回も1死満塁の好機をつくったが、あと一本が出なかった。

昌平

110 001 002|5

300 000 000|3

星野

■春日部共栄、効率よく攻め9得点

 春日部共栄が9安打9得点でコールド勝ち。二回、1死満塁の好機に高橋が走者一掃の二塁打を放ち3点を加え、優位に進めた。投げては先発高橋が5回を無失点。松山は四回の好機を生かせず、七回に2点を返すも反撃が遅かった。

春日部共栄

132 001 2|9

000 000 2|2

松山

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