埼玉新聞

 

<高校野球>埼玉きょう準々決勝、浦和麗明―昌平の見どころ 8強最多の53安打で快進撃41得点の浦和麗明、1~9番に注目 総合力の高い昌平、最多49得点で打線充実

  • 183センチの長身から威力十分の直球を投げる浦和麗明のエース後藤

    183センチの長身から威力十分の直球を投げる浦和麗明のエース後藤

  • 5回戦以降の組み合わせ

    5回戦以降の組み合わせ

  • 183センチの長身から威力十分の直球を投げる浦和麗明のエース後藤
  • 5回戦以降の組み合わせ

 第106回全国高校野球選手権埼玉大会は24日、県営大宮球場とレジデンシャルスタジアム大宮の2球場で準々決勝4試合を行い、4強が決定する。Aシード花咲徳栄、昌平などシード勢16校中、7校が順調に駒を進め、唯一ノーシードから勝ち上がった浦和麗明が初の8強入り。夢の甲子園切符まであと3勝となった。

■快進撃で突破なるか

 今夏、初の16強、8強入りと快進撃を続けるノーシード浦和麗明が、秋春準優勝の昌平に牙をむく。

 総合力の高い昌平は、2本塁打を含む16本の長打で最多49得点と好調。大槻、山根、桜井ら昨夏を経験する強打の上位打線に打撃技術の高い渡辺、園田が続く気の抜けない打線で迎え撃つ。

 浦和麗明は1~9番まで満遍なく打ち、8強最多の53安打で41得点。打撃陣の援護が光るだけに真っすぐで押すエース後藤、緩急差で打ち取る小名木、2年生右腕の吉川ら5枚の継投で強豪撃破を狙いたい。
 

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