<高校野球>埼玉きょう準々決勝、春日部共栄―浦和学院の見どころ 実力校同士の注目カード 全試合コールド勝利の春日部共栄、毎試合4点以上奪うイニング 昨夏覇者の浦和学院、6番浅田に注目 投手陣も充実
2024/07/24/06:44
第106回全国高校野球選手権埼玉大会は24日、県営大宮球場とレジデンシャルスタジアム大宮の2球場で準々決勝4試合を行い、4強が決定する。Aシード花咲徳栄、昌平などシード勢16校中、7校が順調に駒を進め、唯一ノーシードから勝ち上がった浦和麗明が初の8強入り。夢の甲子園切符まであと3勝となった。
■意地かけ伝統の一戦
埼玉県の高校野球界をけん引してきた実力校同士の伝統の一戦。準々決勝の注目カードだ。
春日部共栄は無失策の堅守から勝利を呼び込み、今大会全試合コールド勝利と勢い十分。4安打9打点と好機に強い4番平尾を筆頭に、毎試合4点以上奪うイニングをつくった打線で一気に畳みかけたい。
昨夏覇者として負けられない浦和学院は、8安打7打点と毎試合打点を挙げる6番浅田のバットが好調。鈴木、岡部、山崎、伊藤、山浦、松本と豊富な投手の継投で、相手打者の猛攻を食い止められるか。