男性死亡、熱中症で…墓地で倒れていた 午後4時過ぎ、近くに自宅ある場所 気温は35度以上か 娘と介護職員が発見、搬送先で息を引き取る
2024/07/24/09:52
県は23日、熱中症で三郷市の男性(82)が死亡したと発表した。県消防課によると、男性は1人暮らしで、午後4時5分ごろ、自宅付近の墓地で倒れている男性を、娘と介護職員が発見し、救急通報した。午後4時33分に医療機関へ搬送後、午後4時50分に死亡が確認された。熱中症の疑いでの死者は今年初めて。
熊谷地方気象台によると、三郷市に近い越谷市の最高気温は36・5度と35度以上の猛暑日を観測していた。
23日は熱中症と熱中症疑いにより、101人(午後5時時点)が救急搬送された。搬送者の内訳は男性66人、女性35人。半数以上の64人が65歳以上の高齢者だった。3週間以上の入院が必要な重症者は6人、短期入院が必要な中等症は29人に上った。