京都・祇園祭は２４日、見せ場となる後祭の「山鉾巡行」が京都市中心部で行われた。前祭の巡行（１７日）とは別の山鉾１１基が参加。それぞれ豪華な装飾が施されている。

　午前９時半ごろ、先頭の橋弁慶山が前祭とは逆のルートで出発。交差点で鉾が９０度方向転換する「辻回し」が見どころだ。

　１９６５年まで実施されていた後祭の巡行は、交通渋滞緩和などの目的で前祭と一本化された。だが伝統を重んじるべきだとの声が高まり、分離が決定。２０１４年に復活した。