最低賃金、1054円 上げ幅50円は過去最大
2024/07/24/22:03
中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)の小委員会は24日、2024年度の最低賃金の全国平均を時給1054円とする目安額を取りまとめた。現在の1004円からの引き上げ幅は50円(約5%増)で決着した。物価高騰や賃上げが相次いだ今春闘を反映させた。上げ幅は23年度の43円を上回り過去最大で、時給も最高額となる。都道府県の区分別の目安額には差をつけず、3年ぶりに横並びとする。