28日午後8時半ごろ、川越市や飯能市など県南西部で停電が発生し、東京電力パワーグリッドによると最大12万5千軒以上に及んだ。落雷が原因とみられる。
川越市内の県道では28日午後11時ごろの時点で信号機が作動しておらず、警察官が交差点に立って車を誘導していた。通常は深夜に営業しているコンビニエンスストアやドラッグストアも店内が真っ暗な状態。住宅地の多くは明かりを失い、無人のように暗くなっていた。
飯能市の国道299号も信号や街路灯が消え、交差点に入ったドライバーは互いに譲り合いながら慎重に運転していた。