埼玉新聞

 

続編製作に「シンパイ」が顔出した? 大ヒットの「インサイド・ヘッド2」ケルシー・マン監督ら

  •  (C)2024 Disney/Pixar.All Rights Reserved.

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  •  映画「インサイド・ヘッド2」のプロデューサー、マーク・ニールセン(左)とケルシー・マン監督=東京都内

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  •  映画「インサイド・ヘッド2」のプロデューサー、マーク・ニールセン(左)とケルシー・マン監督=東京都内

 ディズニー&ピクサーのアニメ映画「インサイド・ヘッド2」の世界興行収入が「アナと雪の女王2」を超え、アニメ映画史上トップに躍り出た。8月1日の日本公開を前にケルシー・マン監督とプロデューサーのマーク・ニールセンが取材に応じた。

 前作「インサイド・ヘッド」は少女ライリーの頭の中を舞台に、ヨロコビやカナシミなど擬人化された感情たちが困難に立ち向かう様子を描き、米アカデミー賞長編アニメーション賞に輝いた。新作はライリーが思春期を迎え、シンパイなど新たな感情が登場する。

 名作の続編を製作するに当たり、シンパイが顔を出したと笑う2人。もともと続編の予定はなかったが、マン監督が、前作の監督を務めたエグゼクティブプロデューサーのピート・ドクターから「もしかしたらもう1編できるかも。僕にアイデアはないけど、君にならあるかもね」と言われたことがきっかけになったという。

 「私たちも前作のファン。同じくらいインパクトがあり感情に訴えかけ、同時に楽しくて普遍的で共感できるものを作りたかった」とニールセン。出来上がった作品を誇りに思っていると胸を張る。

 新作では、過剰にリスクを避けるシンパイがヨロコビたちを排除し、暴走。物語を通し、嫌なところも含めて自分を愛する重要性が描かれる。マン監督は空前のヒットの背景について「新型コロナのパンデミックを経験し、世界中のあらゆる年代の人が心配を抱いた。物語を受け入れる準備がみんなにできていたのかもしれない」と語った。

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