埼玉新聞

 

新鮮で安い!購入者に笑顔 さいたま市役所で市内産農産物の即売会 大宮区役所でも夏野菜など販売

  • さいたま市内産農産物の即売会では、ナスやトウモロコシなどの野菜と花が販売された=26日午前、さいたま市役所

 さいたま市役所本庁舎1階で26日、市内産農産物の即売会が開かれた。市内の若手農家ら5人が生産したナス、キュウリ、枝豆、ジャガイモ、モロヘイヤ、トウモロコシなど約10種類の野菜やブルーサルビアなどの花を販売し、多くの市民が購入していた。

 見沼区の花卉(かき)農家守屋喜広さん(31)は、夏の暑さに強いというスーパートレニアなど花の特性や育て方をお客さんに説明したり、質問を受けながら販売していた。「お客さんと話しながら販売できて、花を知ってもらえる良い機会になる」と期待していた。夏休み中の市立片柳小学校5年の小熊隼矢君(10)は、枝豆を出品した父親の手伝いをしていた。「買い物籠を運んだり、野菜に値段を貼ったりした」と話した。

 浦和区の中沢佑子さん(79)は販売開始の午前11時前から行列に並び、ナス、キュウリ、オクラを購入。「新鮮で安い。焼きナス、ぬか漬けにして食べたい」と笑顔だった。

 市は毎月19日を「地産地消の日」として、定期的に地元農産物のPRを実施している。この日は大宮区役所でも即売会が実施され、夏野菜などが販売された。

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