埼玉新聞

 

蜷川幸雄さん創設の若手演劇集団、5日から埼玉で最後の公演 若手俳優らの活躍に成果、今公演で活動を終了

  • さいたまネクスト・シアターの茂手木桜子さん(左)と手打隆盛さん。茂手木さんは「蜷川さんと過ごした時間は、私の細胞になっている」と語る=7月28日、彩の国さいたま芸術劇場

  • 「雨花のけもの」の稽古をするさいたまネクスト・シアター(提供写真、撮影・宮川舞子)

 川口市出身の演出家・故蜷川幸雄さんが創設した若手演劇集団「さいたまネクスト・シアター」が5~15日、彩の国さいたま芸術劇場(さいたま市中央区)で最終公演「雨花(うか)のけもの」を上演する。シェークスピアなど古典戯曲に挑戦し、演劇賞の優秀作品賞受賞や海外公演などの実績を残した。蜷川さんの教えを胸に、メンバーは2009年からの集大成に向け、稽古に励んでいる。

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