届いた1通のメールから事件始まる…35歳の男性会社員428万円被害 迫る魔の手「アダルト会社4社が」
2021/08/02/00:00
越谷署は7月31日、越谷市の会社員男性(35)が電子マネー79万円分、現金349万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、6月21日に男性の携帯電話に「支払い期限を経過したが、利用料金の確認ができない」とメールが届き、男性が連絡先に電話すると、個人情報セキュリティ協会を名乗る男らに「アダルト会社4社に登録されている」「滞納金が発生している」「支払って返金制度を利用すれば、金は戻ってくる」と言われた。男性は同日、市内のコンビニエンスストアで電子マネー79万円分を購入し、カード番号を伝えた。
さらに「あなたの個人情報が悪用され、パソコンがウイルスに感染した」「損害額は7800万円」「サイバー保険300万円に入れば解決する」と言われ、24~27日に指定された口座に110万円を振り込み、7月3、17日には東京都内のアパートに239万円を配送した。