<高校野球>花咲徳栄が5年ぶり8度目V 昌平を11-9で下す 秋、春に続き夏も頂点で「完全制覇」 甲子園で7年ぶり2度目の優勝旗を目指す
2024/07/29/06:56
第106回全国高校野球選手権埼玉大会は28日、県営大宮球場で決勝を行い、Aシード花咲徳栄がAシード昌平との延長十回タイブレークにもつれた一戦を11―9で制し、5年ぶり8度目の優勝と甲子園出場を決めた。花咲徳栄は今季の秋季、春季県大会も制しており、3冠を達成した。
花咲徳栄は同点で迎えた延長十回タイブレークで、田端の三ゴロが敵失を誘う間に1点を追加し、さらに1死満塁で阿部が左中間に走者一掃の適時二塁打を放つなど一挙5得点。投げては2番手岡山が延長十回に3ランを打たれながら、3失点で耐えた。
優勝した花咲徳栄は、全国高校野球選手権大会(8月7~23日・甲子園)で7年ぶり2度目の深紅の大優勝旗を奪還しに行く。
■激闘の足取り
▽2 回 戦 14―1 越 谷 東
13安打14得点でコールド勝利発進
▽3 回 戦 9―0 鴻 巣
和久井の本塁打など11安打9得点
▽4 回 戦 10―0 星 野
5四死球3盗塁絡めコールド勝ち
▽5 回 戦 4―1 滑川総合
一回3点を挙げ1失点で逃げ切る
▽準々決勝 12―9 西 武 台
延長10回タイブレークで競り勝つ
▽準 決 勝 3―1 山村学園
上原が被安打4、1失点に抑える
▽決 勝 11―9 昌 平
延長10回に一挙5点で勝ち越した