埼玉新聞

 

演歌歌手の伍代夏子さんが詐欺被害防止を訴え 新座市内で戸別訪問 詐欺の多くは固定電話経由「知らない電話に出ないことや対策をして」と住民に直接呼びかけ

  • 新座市内の住宅を戸別訪問し、特殊詐欺被害防止を呼びかける伍代夏子さん=24日午後、新座市野火止

    新座市内の住宅を戸別訪問し、特殊詐欺被害防止を呼びかける伍代夏子さん=24日午後、新座市野火止

  • 新座市内の住宅を戸別訪問し、特殊詐欺被害防止を呼びかける伍代夏子さん=24日午後、新座市野火止

 特殊詐欺被害をなくそうと、県警は24日、新座市内で被害防止を呼びかける戸別訪問を行った。警察庁による特殊詐欺の被害防止を目的とした特別防犯支援官に委嘱されている、演歌歌手の伍代夏子さん(62)が駆け付け、住民に対して対策の重要性を直接呼びかけた。

 新座署によると、同署管内の25日時点での特殊詐欺の被害件数(速報値)は18件で、被害額は5152万円に上る。また、県内全域では高齢者方の固定電話に対して、海外からの特殊詐欺に関する電話がかかってくることがあるとして、戸別訪問の際に国際電話を使用しない家庭に対して利用休止の申込書などを手渡した。申込書はインターネットから取得することができる。

 伍代さんは「特殊詐欺被害の多くは固定電話を経由している。知らない電話に出ないことや、電話がかかってこないようにするなどの対策をしてほしい」と訴えた。

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