新座署は4日、新座市の無職女性（81）が現金150万円をだまし取られたと発表した。

　同署によると、2日午前11時ごろから数回、千葉県に住む50代のおいを装う男から「税務署が調査に来ている」「売上の帳簿を合わせるためにお金が必要」「これから従業員の女性が取りに行く」などと電話があった。信じた女性は3日午後0時40分ごろ、自宅付近の路上でおいの会社従業員を装う女に150万円を手渡した。現金を手渡した後、不審に思った女性がおいを名乗る男の電話に掛け直したところ、別の人物が出たため被害に気付き、110番した。

　女は20代とみられ身長約150センチ。髪は茶色のポニーテールで白いフリル付き半袖シャツ、色不明のスカート姿だった。